女性がやりがいのある仕事を見つけるには?私が転職で実現させた方法

公開日: 女性の転職・キャリア

やりたいことをどう仕事に結びつけるか

「好きなことを仕事にする」「やりたいことでお金を稼ぐ方法」とかそんな本をよく見かけます。

キラキラした若手経営者の成功体験が書かれた自叙伝みたいなやつ。
でも、ハッキリ言って私はそういう本ってなんか好きじゃありません!(笑)

きっとその人たちは、特別なスキルや人とは違った才能を持っていると思うんです。
でもあんまり参考になる気がしない・・・

同じ20代で”女社長 年商○○億円”って肩書を見ると、純粋に感心してしまったり。

もちろん本当に好きなことをとことん続けて成功している人もいますよね。
エネルギーというのかバイタリティーがやっぱりすごいです。

でも、やっぱりそれって本当に一握りのことで。(笑)
現実的に考えれば、誰もが踏み込めるわけではないですよね。

もちろん成功のための惜しみない努力もありますが、運だったり人脈だったり色々な要素があると思うんです。

だからと言って、「そんな話は自分たちには関係ないから諦めようよ!」というわけではないんです。

私が転職経験を通して伝えたいのは、

・自分の身の丈を知ること
・自分のやりたいことの本質を突き詰めて、小さく実現していくこと

仕事でも恋愛でも、すごく大事なことだと思うんです。
高望みはしすぎない、でもしっかり押さえるところは押さえてモノにする。

向上心も欲もときには必要だけど、『まずは自分の身の丈をよく理解した上で、それに見合ったものを求めること』。
これは、いつも自分に言い聞かせてきました。

これを見誤ると、転職でも大きな失敗をして先が見えなくなってしまいます。

「自分はもっとできる」「あの人がやっているんだから私だってできる!」という気持ちも大事ですが・・・
やっぱり軸には謙虚さを忘れないこと。

その上で、”自分の好きなこと・やりたいこと”をどう仕事にするかについて考えてみました。

私自身、自分のやりたいことを仕事につなげるシンプルな方法を考え、形として実現して満足することができました。

今の仕事に疑問を持っている方、やりたいことを求めて転職するべきか悩んでいる方にお届けできればと思います。

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やりたいことを小さく叶える

たとえ夢や目標、やりたいことがあっても、とことんその夢を追いかけられる人って少ないと思います。
ものすごくエネルギーの必要なことだからです。

でも、それを追いかける人・追いかけない人どちらが良いとも思いません。
それは犠牲にするものも大きいからです。

「今の仕事やめたいな~つまんないな~」
「そもそもこれ自分のやりたいことじゃないし」

まわりを見渡しても、こんなことを言いながら働いている人の方が多いですよね?(笑)

でも、その”現実”と自分がやりたいこと・好きなことを何度も比べてしまう自分・・・

いざ本当に自分の夢を追いかけたいか?と言われると、途方もないことだからと落ち込んでしまいませんか?
今抱える仕事に追われながら、そこまでの気力はないから!と放っておくと思います。

つまり、0か100か両極端な人が多いと思うんです。
「○○なんてどうせできっこないから、今の仕事(理想とまったくかけ離れた仕事)を続けていくんだ」というパターン。

これってなんかもったいないと思いませんか??

私が大事にしているのは、やりたいことや夢を小さく小さく叶えていくということです。

つまり理想を100%そのまま実現しようとしないで、50でも60でも近づいてみる。
“今やっていること”と”やりたいこと”に共通点が無いから現状を0とすれば、少しでも数字を増やしていくイメージです。

なんなら、100%になることはそもそも期待しません!
自分のキャパシティーをだいたい理解しているからです。

そうやって考えると、自分でも叶えられる気がしませんか?(笑)
言っていることは単純ですが、可能性がだいぶ広がると思うんです。

私の叶えた小さな夢

例えば、私の場合。

新卒で勤めていた大手商社から小さなデザイン事務所に転職をしました。
まさに畑違いの、まったく何のつながりもない業種への転職です。

インテリアや建築が大好きで、雑誌を読み漁ったり、休日は建築物を巡ったりショールームなどを歩くのが趣味でした。

ただし、そのための勉強をした経験は一切なく、あくまで【趣味】。
学生時代はThe文系で数学なんか大の苦手だったのです・・・(笑)

大学で専攻していた英語を生かして、総合商社で貿易にかかわる営業アシスタントをやっていました。

いつからか「転職して建築や設計・インテリアに携わりたい!!」と考え始めるようになり、私の頭にはまず建築士・デザイナーが浮かびました。

でも大学で一から建築を専攻しなおすほどの気力は・・・さすがに無い。

もちろんかなりの学費も必要だし、今の仕事を続けながらまともに勉強できるとも思えない、それに30歳までに結婚して子供だってほしい!!

『それだけの犠牲を払う覚悟はできない・・・』
これが本音でした、多くの女性のリアルなところですよね。

これからのライフイベントを考えると、足がすくんでしまって、そんなに簡単には身動きがとれなかったんです。

そうなると、
・「やっぱり無理だからあきらめよう!」と割り切って、今の仕事を継続する
・覚悟を決めて、時間とお金を割いて一から勉強を始めてみる

だいたい二択になりますよね。

でも、私の場合は夢を小さくして、無理なく自分に叶えられる範囲で実現することができました。

つまり、「建築士でもデザイナーでもないのに、関連の仕事に就くこと」です。
そんなうまい仕事見つかるの?と思いますよね。

選択の可能性を広げてみる


考え方としてはとてもシンプルです。
自分の思い描いたイメージに対して、

・建築士やデザイナーにならなければいけない?
・大学や専門学校に通う必要はある?

と、一つずつポイントを見直していきます。
「本当にそうでないといけないのか?」と自分に聞いて、自分が何にこだわるかを見極めてみました。

つまり、自分で跳べるようにハードルをどんどん下げちゃうんです。(笑)

簡単に言うと、妥協できるところを見つけていくということですよね。

そうすると、私のやりたいのは「建築やデザインに関われる仕事」であって、必ずしも特別な専門資格がなくても良いんだ!と気が付きました。

そこで小さな建築(デザイン)事務所で、事務方の仕事をしながら自分のセンスを生かせるかもと思い、ちょうどそんな仕事に出会うことができました。
幸運だったと思います。

異業種からの未経験者ながら、インテリアや建築への熱い思いを買ってもらい、正社員として採用してもらうことになったのです。

広報の仕事を任されて、建築・インテリア雑誌に自社の記事を載せて貰ったり、オリジナルの小雑誌をデザイン・刊行したり。
もちろん建物のデザインをすることはできないけど、色々な形で自分がデザインする立場になれたのです。

まさか自分が愛読している雑誌に携わることができるなんて!!と感動。

自分のやりたかったことが、こんな形で実現できた!という満足感が得られたのです。

あえてハードルを下げてみる

しかも、新たな発見が。

「仕事を通じてより専門的なスキルを身に付けたり、資格に挑戦することも可能だから!」と社長に言われたのです。

意欲さえあれば、その後「100」にもっと近づけることに気が付いたのです!

正直言って、入社を決めたときはそこまでは期待していませんでした。
でもそれが可能だと言われ、「その手もあったか!!」と驚きました。

うまく利用するというか、会社にとってもプラスになることであれば、補助やサポートだって受けられます。
あとは、そこからどれだけやる気になるか次第です。

こだわりに凝り固まってしまうと、「0か100か」の選択になってしまいます。

「○○ができないからやらない」「○○じゃなければ自分のやりたいことではない」とか。
本当に自分にとって譲れない部分なのであれば、それは仕方ないと思います。

転職するかどうか迷っている友人からも、こんな悩みをよく聞きます。
でも、それちょっと頑固だな~と。(笑)

そんなとき「もうちょっとハードルを下げてみたら?」と言ってみます。
求める形が完璧に整わなくても、まずは始めてみれば?と。

ちょっと形を変えて、自分のやりたいことの本質を探してみると、いろいろな可能性がみえてくると気づきます。

「こうではないといけない」という思い込みが、可能性を狭めてしまっていることだってあります。

仕事なんて本当にいくらでも種類があって、調べれば調べるほど知らなかった世界も見えてきますよね。

その中で、本当に自分の求める仕事に出会うためには、あれこれ幅広く見ることも大切ですが、掘り下げてみることではないかな?と思います。

ある理想から離れてみるのではなくて、分解してみるイメージです。

まとめ

やりたいことや好きなことを仕事にするって聞くと、現実はそんなに簡単じゃない!と思ったりもします。
仕事にすることはできても、それで生活できるか継続できるかは別だからです。

でも、柔軟に発想を転換することで、形を変えて実現できることがたくさんあります。

私自身も、どうせできっこない!と思っていたこと(仕事)が、形を変えて実現できたことは思ってもみない出来事でした。

もっと発想を柔軟にして、気軽に転職にも挑戦してほしいということです。
0か100かにこだわるのを辞めてしまいましょう!

私自身がものすごい特別な努力をして、すごい奇跡的な転職をしたわけではありません。
それでも、自分のやりたいことは案外叶えられると強く感じました。

「○○でなければいけない」という考えをちょっと変えて、少しでも自分の求めるものに近づくことで、満足感ややりがいは得られます。

20代のうちに二度の転職を経験したことから、具体的に転職にあたって考えるべき点・準備するべき点をまとめました。

とくに女性として結婚・出産の予定をふまえて、どう働くべきか?というところについて、悩みは多いと思います。
まずは様々な選択肢があることを知ることで、自分に合った働き方を見つけることができるはずです。

今後転職を考えている女性の参考になれば幸いです。

20代女性が転職成功するには?実体験から分かった準備すべき8つのこと

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【のろちゃん】

20代後半の新米主婦です。
結婚を機に生活が大きく変わり、日々いろいろと格闘中です。
好奇心旺盛でなんでもやりたがりな性格です。
趣味はヨガ・インテリア・ハンドメイド。
あまり体が強くないので、健康についても日々勉強中です。
人との出会いやつながりを大切に、毎日の暮らしを丁寧に。

【アコ】

20代中頃までスポーツ選手として世界中を駆け回り、その後、スポーツ指導者として未来のアスリートの育成に携わっていました。
趣味は、スポーツ観戦・車の運転・美味しい物を食べること。
現在は、ふたりの子どもを育てる主婦として日々、子育て奮闘中です!

その他ゲストライターも多数執筆!

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