アンダーケアにハサミ・カミソリはNG!美しい処理方法を元エステティシャンが解説

公開日: 脱毛

アンダーケアにハサミ・カミソリはNG!美しい処理方法を元エステティシャンが解説

アンダーケアをするのは常識。正しい知識で美しいVIOを手に入れましょう

彼と初めてお泊りに…。
楽しみだけど、アンダーヘアのムダ毛処理どうしよう。

「みんなはどうやって処理しているんだろう?」

「処理していない私って変?」

聞きたいけれど恥ずかしくて聞けそうにない。

彼に「アンダーヘア処理してないの!?」って思われたくないけれど、「キレイすぎ。遊び慣れてる?」と思われるのも嫌ですよね。

アンダーケアの方法についてインターネットで色々検索するけれど、結局どれが正解なのか、どうしたらいいのか分からない・・・と悩んでいませんか?

結論から言うと、見た目的にも衛生的にもアンダーヘアの処理はするべきです。

ただハサミやカミソリで雑に処理すると、皮膚トラブルを起こしやすいデリケートゾーン付近ですので、自己処理をする場合は、慎重にケアする必要があります。

そこでこの記事では、お肌のプロである元エステティシャンの私が分かりやすくアンダーケアについて解説いたします。

アンダーヘアの処理と言っても、ツルツルにする必要はありません。
処理で目指すべきは「自然で小さ目の逆三角形」です!

この記事を読むと以下のようなことが分かります。

・アンダーヘアってどの部分?

・アンダーヘアの処理方法の種類と比較

・アンダーケアの手順・コツ

・アンダーケアで使うグッズ、用意するもの

アンダーヘアをきれいに処理し、彼はもちろん友だちの前でも安心して温泉やプールでビキニを楽める生活を手に入れていただければ嬉しいです。

彼に好かれるために、アンダーヘアまでキレイって思ってもらえる、安全で正しいアンダーへア処理の方法について詳しくお伝えいたします。

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アンダーヘアとは?

アンダーヘアは、一般的に「VIO」という総称で呼ばれており、Vライン・Iライン・Oラインという3つの部分に分かれています。

Vライン(ビキニライン)
Vライン

Iライン(陰部の両側)
Iライン

Oライン(肛門周辺)
Oライン

海外ではVIOの脱毛が常識になっています。

実は「Vラインのヘアの形」でおしゃれをする人も多いんですよ。
例えば、Iライン型、スクエア型、逆たまご型、Uライン型、逆三角形、ハートや星型、全処理(ハイジニーナ)などさまざま!

さすがに日本人には奇抜なハートや星型はおすすめしづらいですが。笑

2018年脱毛箇所ランキング

海外女性はもちろん、日本でも20代を中心にアンダーケアが当たり前になりつつあります。

最近では介護されることを見据えて、40代でVIO脱毛を始められる方も少なくないそうです。

脱毛クリニックの利用部位ランキングを紹介します。

1位 ワキ
2位 ひざ下
3位 Vライン
4位 Iライン

5位 ヒジ下
6位 Oライン
7位 ひざ上
8位 手・指
9位 ヒジ上
10位 顏

引用:(株)リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー調べ

どうですか?
想像していたよりV・I・O脱毛が人気だと思いませんか?

それくらい日本でもVIO脱毛がスタンダードになってきています。

みなさん大きな声で言わないだけで、実はやっている人が多い部位なんです。

アンダーヘアを処理するメリット・デメリット

では、あなたの肌を守るために重要な知識「アンダーヘアの自己処理のメリット・デメリット」についてお伝えします。

メリット

・生理中の血液や、おりものなどが毛に付着にしにくく衛生的

・蒸れにくく清潔

・自信が持てる

デメリット

・カミソリやハサミによるケガ

・肌荒れ

・かゆみ

・黒ずみ

アンダーヘアはデリケートな部分なので、自己処理は「危険がつきもの」ということが大きなデメリットです。

皮膚科に行くにも恥ずかしい部分ですよね。

なのでこの記事で「デメリットが起こらない自己処理方法」を学んでほしいです。

なぜデリケートゾーンは肌トラブルが多いの?

以下の4つの理由で、デリケートゾーンの肌トラブルで悩んでいる人が多いんです。

1.脇と同じく「汗腺」があるので、アンダーケアをしていないと蒸れやすくどうしても臭う

2.おりものや尿・経血などのたんぱく質系の汚れが付きやすい。
毎日ゴシゴシと洗ったり拭いたりする機会が多く、肌にダメージをあたえて黒ずみになりやすい

3.デリケートゾーンは粘膜と肌の境目なので、女性で最も弱く敏感な部分である

4.女性ホルモンの影響でおりものの量が増えたり肌が敏感になっているときに、肌トラブルを起こしやすい

腕や足、ワキなどのムダ毛の処理は日々行っているのに、アンダーヘアのムダ毛の処理は躊躇してしまう人が多いです。
でも不潔にしておくこともデリケートゾーンのトラブルの元になってしまいます。

ここから具体的な方法を説明していきますので、少しづつアンダーケアにトライしてみてくださいね。

初心者さんはまず、Vラインの長さを整えてみよう

Vラインのケアをしていないとショーツから毛がはみ出てしまったり、モジャモジャの毛のせいでもっこりボリューム感が出てしまって、かなり恥ずかしい見た目になってしまいます。

ハミ出し、ボリューム感

まずはここを整えるだけで美しくなりますし、Vラインはアンダーケア初心者さんに最初にお手入れしてもらいたい部分です。

VIOの中でも、Vが一番安全に処理できます。
なぜなら鏡なしで目で見て処理できることと、長さを整えるケアが基本となるためです。

Iライン、Oラインは見づらい部分で場所的に難しいうえに、粘膜により近いため危険が多いんです。

アンダーへアを全処理してツルツルにした状態のことを、ハイジニーナやブラジリアンスタイルと呼びますが、ツルツルにするだけがアンダーケアではありません。

Vラインの毛は意外と深くて長いので、長さをカットして整えるだけでも見た目が美しく、清潔感がアップするのでケアのしがいがありますよ。

それでは、Vラインをどんな道具でどんな手順で自然な長さの逆三角形に整えていくのか解説します。

Vラインのアンダーケアには「ヒートカッター」

アンダーヘアの処理に手軽な眉毛用のハサミを使っている人が多いですが、

・ハサミの先端が鋭いので、突き刺さってケガをする

・処理後しばらくすると、チクチクした短い毛が生えてきてかゆみが出る

という肌トラブルになりやすいです。

そんなトラブルを回避するために、アンダーヘア専用の「ヒートカッター」を紹介します。

ヒートカッターとは?

これがヒートカッターです

ヒートカッターはハサミの代わりに使う道具で、熱で毛を焼き切る仕組みになっています。

先端のクシのようになっている部分に毛を通して切ることができます。

熱で焼き切るので断面が丸くなり、チクチクしないという利点があります。

ヒートカッターは断面が丸くなり、チクチクしない

根本までツルツルにしたい方には向きませんが、長さをそろえたい方にぴったりの商品です。

ハサミやカミソリで処理を行うと、先端が鋭角になっているためチクチクと肌を刺激してかゆくなります。
わたしもどのくらい痒みが出るのか体験してみたことがありますが、一日中かきむしりたくなる位のかゆみが1週間ほど続きました。

かゆみが気になりすぎて仕事にも楽しいデートにも集中できないので、みなさんには絶対に行わないでいただきたいと強く思いました。

そしてハサミやカミソリだとせっかくキレイに長さを整えても、毛の断面が尖っているのでショーツから毛が突き出てしまいます。

処理後の毛のツキ出し

悲しいことに生地の薄いショーツほど突き出てしまうんです。
彼の前で絶対に下着姿になれない見た目です。

ヒートカッターの選び方

ヒートカッターはAmazonや楽天市場などのネット通販で2500円~3000円で購入できます。

様々なメーカーからヒートカッターが出ていますが、特に人気の商品が以下の3つです。

「ラヴィア Vライントリマー」はシンプルな機能で人気の商品です。
わたしが使用しているのもこの商品です。

デザインがかわいいのがいい!って方は「Vラインヒートカッター ルパ」がおすすめです。
他の商品よりもお手頃価格になっています。

「ビキニラインケア Soffy(ソフィー)」は角度調節ミラーとLEDライトがついているので、別で鏡を用意する必要がなくて便利ですね。

どれも基本の機能に大差はないので、好みのものを選ぶとよいですね。

アンダーケア、Vラインの処理方法

ハードルが高く感じがちなアンダーケアですが、ヒートカッターを使えば2ステップで完了です。

ステップ1 アンダーヘアを清潔にする

入浴やシャワーを浴びて、必ず清潔にした状態で処理をしましょう。
雑菌があるとトラブルの元になりますし、道具にもついてしまいますのでキレイにしてからケアしてください。

ステップ2 毛を少量づつをつかみ、ヒートカッターで焼き切る

たくさんの毛を取り過ぎると均等に熱が伝わらず上手く切れないので、5~10本程度を目安に少量ずつカットします。

ピンと毛をひっぱってコームの間に通すと、3秒ほどでカットできます。

ヒートカッターの使い方は基本的にどれも同じなので、audorxVライントリマーの公式解説画像を載せておきますね。

ヒートカッター使用方法

長さは1.5cm~2cmにカットすると、前から見た時に性器の割れ目が見えず、自然で理想的です。

初めてカットするときはいきなり短くしすぎず、少しずつ長さを短くして全体を見ながら整えていくと失敗がありませんよ。

もっと時短したい場合

「私は剛毛だから、5~10本ずつだと時間がかかりそう」という場合は、1度に30本程度カットできるラヴィアVライントリマーフローラがおすすめです。

電池式ではなくACアダプターで充電できるので、電池切れの心配がありません。

広範囲の場合は電気シェーバーで小さめの逆三角形に

長さを整えるのではなく、範囲を小さくしたいという場合は、カミソリではなく「電気シェーバー」で剃りるのが安全で肌にもやさしいのでおすすめです。

日本でも全処理(ハイジニーナ)でツルツルに処理する方も増えてきていますが、まだまだ好みが分かれるところですので、自然な小さめの逆三角形を目指すのがいいですね。

アンダーケア理想の形は逆三角形

もともと生えている面積を小さくするイメージです。
そうすることできちんと感や美意識高い感が出ます。

ここまで処理できると清潔な印象かつ、美意識高い感が出ていいですね。
自然かつ、気遣ってるんだなーと好印象を与えることができます。

電気シェーバーは2000~3000円程度で購入できます。

ただ頻繁に剃ると肌を痛める原因になりますので、1週間に1度くらいにとどめておくのをおすすめします。

少し伸びてから剃ったほうが、剃り跡もキレイになりやすいですしね。
ただし剃ったあとは必ず保湿クリームを塗ってください。

そのままにしておくと乾燥や荒れる原因になります。

おすすめの電気シェーバーは「フェリエ(産毛用)」です。

皮膚の薄い顔に利用できるほど安全な設計になっているのでおすすめです。
産毛のような短く柔らかい毛までそれるのでキレイに仕上がります。

アンダーケア、Iラインの処理方法

Iラインは経血や尿が付きやすい場所ですし、毛がある必要がないので全て無くすのが理想的です。

Vと同様、カミソリやハサミはあぶないので使わないようにしてください。

自己処理をしたい場合は、剃るよりもヒートカッターでギリギリまで短く切りましょう。
これだけでもだいぶ清潔になります。

ヒートカッターでは毛をゼロにはできないので、できれば脱毛を行うのがベストです。

脱毛サロンやクリニックは費用がかかりますが、自己処理だって生涯を通して時間とお金がかかります。

自分でやるよりも安全にケアできますし、一度やってしまえばもう気にする必要がなくなるんですよね。
Vラインの形や自分の肌状態や量についても専門家に相談できるのでとても良い選択です。

アンダーケア、Oラインの処理方法

意外かもしれませんが、Oラインが生えている女性は意外といます。

数本生えている、くらいの人からたくさん生えている人まで個人差はありますが。
どうですか?自分は全く生えてないと言えますか?

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、鏡を使って見てみてください。
彼氏に指摘されるほうがよっぽど恥ずかしいので、「見たことない」って方は今のうちに自覚しておきましょう。

場所柄どうしても汚物がつきやすく、毛があることでニオイの元になるので、見た目的にも衛生面でも生やしておく必要がありません。

行為のときに、O部分がにおって萎えてしまう…っていう話は男性の間ではあるあるなんです。
自分の彼氏には絶対そう思われたくないですよね。

鏡でOラインを見て毛がたくさんある人や長い人は、Iの部分同様にヒートカッターで限界まで短くしておくだけでも、処理しないのと大きく違います。

ただOの部分を鏡で見ながら処理するのは、体勢的にもかなり厳しいです。
生えている場合は、一番脱毛をおすすめしたい部位です。

間違ったアンダーケア方法に注意

自己処理したい場合はヒートカッターと電気シェーバーを使い、IラインとOラインは脱毛をおすすめしましたが、他の道具を使ったケアとどう違うのか見てみましょう。

以下の方法はどれも、肌の負担が大きく安全性も疑問が残るので、短い期間で繰り返し行わないようにしてください。

毛抜き

埋没毛、赤みが出るなどの肌トラブルがおこりやすい。

脱毛クリーム

VIOはデリケートな部分なのでNGな商品が多い。
OKだとしても薬剤なので完全に安全かというと疑問が残る。

抑毛剤

毛を薄くする効果があるが、効果が出るまで時間がかかる。
使い続けてもツルツルになることは保証されていない。

薬剤なので、繰り返し使うと肌がかぶれることがある。

ブラジリアンワックス

痛みが大きいうえに、健康な皮膚まではがれてしまう可能性があり、肌へ負担がかかる。

安全に行うにはサロンへ行く必要があるため、お金がかかる。

一時的には毛をなくすことができるが、根本的に薄くならない。

このようなデメリットがありますので、他の方法はあまりおすすめしません。

アンダーケアの注意点

アンダーケアで特に重要なことは、デリケートな部分であることをしっかり認識することです。

・粘膜の部分を傷つけないように細心の注意を払い、無茶をしない

・生理中、生理前後は肌が敏感になっていて雑菌が入りやすいので行わない

・デリケートなVIOを処理し続けると、肌への負担や黒ずみの原因になるので、頻繁に処理しない。

ストレスが溜まるとニキビができるように、自分の体調と皮膚の状態は想像以上にリンクしています。

肌が敏感なときは処理を行わないなど充分注意してください。

さらに清潔を保つために商品を活用する

アンダーケアは長さを整える・剃るという方法以外に、清潔や肌のコンディションを保つための商品もあります。

毛の処理をしつつ、プラスでこういった商品を使用するとより美しいVIOにすることができます。

デリケートゾーン用ソープ

他のボディ用せっけんとデリケート用のソープは何が違うのかというと、あらかじめ「敏感な肌状態」であることを想定して汚れを落としつつ、うるおいキープができるように開発されています。

@cosmeのような美容専門サイトで「デリケートゾーン用ソープ」と検索すると人気の商品が分かりますので、自分に合いそうなものを選んでみてくださいね。

デリケートゾーン用クリーム・ジェル

デリケートゾーンの保湿用に開発されています。
敏感肌に対応しているものもあり、下着がべたつかない工夫がされています。

高い評価なのが「イビサクリーム」です。
美肌成分が配合されているので、黒ずみケアができる点もおすすめです。

イビサクリーム公式サイト:
https://ibizabeauty.net/

まとめ

ファッションやメイク、ヘアケア、スキンケアとは違い、ムダ毛処理はテンションがあがりにくいですよね。

でも、ムダ毛の処理は努力不足とがっかりしている男性は多いです。

これを機に、まずは、Vラインの長さから整えてみましょう。

慣れてきたらIライン・Oラインを処理したり、自分にあったソープやクリームを使えるようになれば完璧です。

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【のろちゃん】

20代後半の新米主婦です。
結婚を機に生活が大きく変わり、日々いろいろと格闘中です。
好奇心旺盛でなんでもやりたがりな性格です。
趣味はヨガ・インテリア・ハンドメイド。
あまり体が強くないので、健康についても日々勉強中です。
人との出会いやつながりを大切に、毎日の暮らしを丁寧に。

【アコ】

20代中頃までスポーツ選手として世界中を駆け回り、その後、スポーツ指導者として未来のアスリートの育成に携わっていました。
趣味は、スポーツ観戦・車の運転・美味しい物を食べること。
現在は、ふたりの子どもを育てる主婦として日々、子育て奮闘中です!

その他ゲストライターも多数執筆!

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