婚活で専業主婦希望ってNG?女性の結婚後の働き方を考える

公開日: 女性の転職・キャリア

専業主婦希望の男性は要注意?!

「働かずに家庭にいてほしい」
専業主婦を求める男性、今の時代でももちろんいますよね~

共働きがほとんどで働き方も多様化している今でもなお、男性が専業主婦を求め続ける理由って何なんでしょうか?!

ある程度一人暮らしを経験している男性であれば、たいていの家事は自分でこなせるし、生活できないことはないはず。

私の夫も喧嘩のたびに「自分のことは自分でなんだってできる、俺の方が要領よくやるしね」と吐き捨てます・・・

たしかに私よりも器用で一人暮らし歴の長い夫は、やる気になればなんだって余裕でできちゃうわけです。(汗)

でも当然、ただ「家事の分業を強いられたくないから」というワケではないはず。

・自分や子供が帰宅したら家にいてほしい
・家庭にストレスを持ち込まないでほしい
・俺が養ってるという優越感を味わいたい

相手男性が専業主婦を求めているけど、自分は外で働きたい・・・そんなところに引っ掛かっている女性も多いと思います。

専業主婦になってくれる女性と結婚したいけど、それをアピールしても良いのか悩んでいる男性もいるのではないでしょうか。

今の時代、婚活で「専業主婦希望」と口にするのは、男女ともに地雷!!!
私はそう思います。

状況にあわせて柔軟に働き方を選択させてくれる男性、これが理想ですよね
そもそもなぜ男性が専業主婦を求めるか?という理由と、そのこだわりに対してどう対応できるか?を考えてみました。

結婚を考えるにあたって働き方の選択はとても大切です。
後悔しないように、ぜひ一度じっくり考えてみてほしいと思い、書いてみました。

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男性が専業主婦を求める理由

今どき共働きがほとんどだし、結婚しても働き続けるのが当然!
そう思ってきた女性からすれば、かえって「どうして専業主婦が良いの?」と思うかもしれませんよね。

「働かなくていいよ、俺が養うから!」なんてたしかに聞こえは良いですよね。
「わーラッキー♪専業主婦なんて憧れる!!良い男見つけちゃった♪」と思わず舞い上がる人もいるはず。(笑)

でも「えっ・・・でもどうなの・・・?」と戸惑いがあるのであれば、その感覚は大切だと思うんです。

ただでさえ、専業主婦への風当たりは強くなってるな~と感じる今日この頃。
それでもなお男性が専業主婦を求めるのはなぜなのか・・・?改めて考えてみました。

① 常に家に誰かいてほしい

単なる寂しがり屋タイプとも言えるのでしょうか?(笑)
実家暮らしが長く独り暮らし経験がなかったり、逆に一人暮らし歴が長くて寂しさが募っていたり・・・

仕事から帰ってきたら家に誰かいてくれることで安心感を得る、癒しとか温かさを求めている男性ですね。

「甘ったれるなよー!!」と言いたくなりますが・・・
これはやっぱり生まれ育った環境が影響してくるので、否定することもできないかな~と。

よくあるのは、子どものころ親がいつも留守で、帰宅してもずっと一人で過ごしていたとか。
その寂しさがずっと解消されず溜まっていると、コンプレックスが強くなって強い憧れになってしまうようです。

その反動で、自分だけでなく自分の子供にもそんな寂しい思いをさせたくない!というこだわりが芽生えるんでしょうね。

帰ったら穏やかに妻が迎えてくれて、温かいご飯が用意されているのが良しという憧れが強くなってしまう。
そんな心理だけでも理解してあげられるかもしれません。

② 家庭にストレスを持ち込まないでほしい

仕事をしていれば必ずストレスは付きもの。
もちろん精神的にも体力的にも疲れますよね。

十分疲れているうえに、妻もそんなストレスを持って帰ってくるのは勘弁・・・という男性。

気持ちは分からなくもないですが、なんか理不尽な気もしますよね~(笑)

女性だって、会社での蘊蓄や愚痴のひとつやふたつ言いたいのに、そういうのは勘弁してくれよ~というのが男性側の本音だそうで。(笑)
これは夫婦不和の原因でもよくありそうです。

私も夜遅くまで働いていた時期、帰ってくると「疲れた顔をするな」「そんな顔でいられたらこっちも疲れるわ・・・」とよく言われました。
いやいや、同じように働いて帰ってきたら疲れもストレスも隠し切れないですよね~!!

その日職場であったことを話すと、「そんな大変なら働かなくていいんじゃない?」と面倒くさそうに返されてました。

仕事でなくても、結婚して子育てが始まればいろんなストレスが付きまとってくるわけですよね。
そんな妻のストレスが一切ない家庭なんてないと思いますが・・・

なるべくストレス要因を減らしてほしいという意味なんでしょうかね?

③ 俺が養ってるという優越感を味わいたい

男のプライドというのか、ちょっと古臭い価値観なような気もしますが。(笑)

世間体とかまわりの反応を気にする見栄っ張りタイプの男性も少なくないですよね。

うちの嫁は専業主婦 ⇒ それだけ余裕がある ⇒ 俺の収入が良いからだ!という優越感

私は何度か働き方を変えて仕事を続けていますが、夫はまわりの人に「うちの嫁は専業主婦」と言っているようで。

私からすれば「えっ?一応働いてるんだけど・・・」と突っ込みたいのですが、これも夫の見栄なんですよね~

現実的に十分な稼ぎがあるかないかは別にして、自分の中のプライドと一人で戦っている男性・・・大変ですね。

正直このタイプが一番面倒というか、女性にとってはやりづらい・・・!!

男性の優越感やプライドのために女性の働き方が制限されてしまうと、なかなか妥協点は見つけにくいと思います。
ただ夫を立ててあげるために我慢することは、ストレスにも繋がってしまうので。

相手のこだわり、理解できる?できない?

実際に「専業主婦でいてほしいな」という思いの男性は少なくないかもしれません。
でもそれはあくまで理想!!

本当にそれが実現できるかどうかは、もっと現実的に突き詰めないといけないですよね。

「できればそうしてほしい」という憧れなのか「絶対働かせたくない」という意地なのか・・・
結婚前にそこをしっかり見極めないといけないわけです!

収入は十分あるのか?子どもができたとき、家族全員を養っていくのに十分なのか?
そこに自信がないから、今どき「専業主婦がいい」とはっきり言える男性の方が少ないのでは?と思います。

まずは、相手男性がどのタイプなのか会話からはっきりと特定したいですよね。
①②のタイプであれば、条件しだいで理解しあえるというか、お互いに歩み寄れるはずです。

子どもや夫が帰宅する時間に家にいれば良い ⇒ 在宅ワークやパートタイムで働ける
ストレスを家庭に持ち込まなければよい ⇒ 大きなストレスを抱えなくて済む働き方・仕事に転職する

という選択肢もあるはずです。

もちろんどんな仕事にも責任が伴うし、多かれ少なかれストレスはあるはずですが。
例えば、正社員にこだわらなくても契約社員・派遣社員といった働き方を選べば、負荷は減らせます。

でも、大切なことは自分でも選択の幅を広げておくこと!!
特にあなたにとって結婚じたいの優先度が高いのであれば、なおさらだと思うんです。

仕事も続けたいし結婚もしたい!という気持ちはわかりますが、女性にもやっぱりある程度の柔軟性は必要ですよね。

そうでないと、なかなか結婚相手の条件が厳しくなってしまうので・・・
「今の仕事をずっと変わらずに続けたい」というこだわりは、結婚へのハードルを高くしてしまうというか障害にもなってしまいます。

相手の勤務体系や転勤の有無なんかも関係してくるので、妥協が必要なこともあるかもしれませんよね。

女性の働き方は様々あるので、結婚・出産にあわせて働き方を変えるというのも良い選択だと思います。

今の仕事(正社員)をずっと続ける?それとも専業主婦になる?
当然、それ以外にも中間の選択肢がありますからね。

価値観を強要してくる男性は要注意


特に婚活のような結婚を意識した場であれば、お互いに踏み込んだ話も必要になってきますよね。

最初から「専業主婦希望」をアピールすると敬遠される可能性もあるので、気を付けましょう!!
これは男女ともに言えることだと思うんです。

私自身も結婚前、それなりにいろいろなところへ足を運んで婚活を経験しました。
もちろんいろんなタイプの男性がいて、女性に求めるものも様々、難しさもあるけど面白さもありますよね。。

長い目で見れば「働いても良いし、働きたくなかったら働かなくて良い」って考えの男性が一番。
これが自然に男性の口から出てきたら理想じゃないでしょうか?(笑)

いろんな意味で、余裕がある男性は「好きにしたらいいよ」と女性に選択肢を与えてくれると思うんです。
柔軟性を持っているはずです。

「正社員で働き続けてくれ」「ずっと専業主婦でいてほしい」なんて強要はしてこないはず。

女性は結婚後、出産・子育てなどの事情で、予定通りいかなくなることがたくさんあります。

そう考えると、状況に応じて働き方を選ばせてくれるような相手が一番。

まだ結婚前で今後どうなるか見えないのに、自分の価値観を相手に押し付けようとしている男性ってどうなの?と思いません?!(笑)
柔軟性なさすぎですよね。

とくに③タイプの男性は要注意ですね・・・

もちろん結婚後に男性も考えが変わる可能性はありますが、結婚後に衝突する確率も高いんです。
後から後悔しないように、なるべく広く選択の幅を持てるように、しっかり相手とすり合わせをしておくことをおススメします。

婚活では、年収や職業などズバリで条件を絞って出会うことも少なくないと思います。
それこそ「専業主婦希望の男女限定」なんていうパーティーもあるくらいなので。

女性に自分の価値観を強要してくる融通のきかないタイプの男性は、そっちへ行ってもらいましょう!(笑)

まとめ

私自身、結婚相手を探していた時期はとにかく必死で、自分の軸がブレまくりな時期もありました。
「その人しだい」とか言って、相手に求める条件さえもよく分からなくなっていたような。

でも実際に結婚して、やっぱり女性として働き方を選べることはとても大事だと気づきました。
もちろん失敗から学んだこともあります。

結婚・出産・子育てといろいろなイベントがあっても、柔軟に対応できるだけの環境を整えておくことが一番です。

なので、相手が専業主婦希望の男性であれば、一概にダメ!とは思いませんが、しっかり見極めてほしいと思います。

自己満足のためだけに女性が働くことを制限する男性なんて、やめておきましょう!(笑)

まだ結婚前であれば、転職の自由度も大きく、自分に合った働き方に替えることができます。
結婚相手によって様々な選択肢がもてるように、自分の中で転職の可能性を探っておくのも良いと思います。

実際に私自身が転職をした経験を含めて、転職にあたって大切なポイントをまとめているので、参考までにどうぞ。

20代女性が転職成功するには?実体験から分かった準備すべき8つのこと

後悔しないように、結婚後の働き方についてよく考えたうえで、それを実現できる相手に出会えるのがベストですね!

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【のろちゃん】

20代後半の新米主婦です。
結婚を機に生活が大きく変わり、日々いろいろと格闘中です。
好奇心旺盛でなんでもやりたがりな性格です。
趣味はヨガ・インテリア・ハンドメイド。
あまり体が強くないので、健康についても日々勉強中です。
人との出会いやつながりを大切に、毎日の暮らしを丁寧に。

【アコ】

20代中頃までスポーツ選手として世界中を駆け回り、その後、スポーツ指導者として未来のアスリートの育成に携わっていました。
趣味は、スポーツ観戦・車の運転・美味しい物を食べること。
現在は、ふたりの子どもを育てる主婦として日々、子育て奮闘中です!

その他ゲストライターも多数執筆!

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