子供の英語教育の必要性。子供の耳の仕組み。詰め込み教育は必要?
幼児の英語教育は詰め込み教育をすべきなの?
前回の記事で、子供が0歳8ヶ月のときから英語教育を始めたこと、その理由について書きました。
子供の英語教育の方法!いつから始める?0歳8ヶ月から始めた私の事例
子どもの耳は6歳までに育つから、なるべく早く英語教育をしてあげたほうがいい
というのが私の結論です。
ただ、これだけ書くと私が詰め込み教育を称賛しているような気がしたので、もう少し丁寧に解説してみます。
詰め込み教育が苦手な方、興味が無い方に読んでもらいたいです。
幼児教育、興味ありません!
私は決して、教育ママ(死語?)ではありません。
むしろ、幼児教育にはほとんど興味がないのです。
小学校に入る前の未就学児には、勉強などさせなくてもいいと考えています。
知識を詰め込む前に、体をいっぱいに使って遊ぶことを覚えてほしいのです。
長女の幼稚園を決めた理由
私の長女が2歳になったとき、入園する幼稚園に迷ったのでいろんな幼稚園のプレスクールに行きました。
私としては、勉強、体操、英語教室など手厚い教育をしてくれる幼稚園が気になっていました。
近所の人も、ほとんどの人がこの幼稚園に入れると言っていました。
でもいつも元気でおしゃべりなうちの娘が、お勉強幼稚園にいるときは無口になり、隅っこで小さーくなっていることに気が付きました。
「あ、うちの子にはこういう幼稚園は向かないのかもしれないな」
そんなことを感じました。
そんな中、ひとつだけ、娘がいつ行っても楽しそうにはしゃいでいる幼稚園がありました。
園庭やお部屋にはいくつも遊びが用意してあり、子どもが自分の意思で好きな遊びができるようになっています。
夏にはプール、冬にはマラソン、遠足は基本歩かせる。
子どもたちは毎日、泥んこになって遊んでばかりいるような幼稚園です。
私は思い切って、そっちの泥んこ幼稚園に娘を入園させたのです。
泥んこ幼稚園に入園して良かった!
実際に入園してうちの娘は、遊びの中でいろいろなことを学んでいったと思います。
例えばお友達にお手紙を書きたいと言って、星やハートなどのむずかしい形を鉛筆やペンで練習しますし、思っていることを伝えるために、ひらがなとカタカナは自然と書けるようになったし、文章も何度も書いて練習しました。
お店屋さんごっこなどをすれば、お金の扱い方や数え方、計算の仕方も覚えました。
2ケタ程度の足し算と引き算までは教えなくてもできました。
ごっこ遊びのために店員さんの動きや、しゃべり方を観察し、お客さんとしての振る舞いも考えたりして、自然と社会性も身についていました。
けん玉、竹馬などなんでも挑戦してできるようになったし、なわとびは前とび、後ろとび、あやとびまでできます。
鉄棒は、前回りしかできなかったのが、卒園するころには連続さか上がりもお手の物。
でんぐり返しも、支えてもらっての逆立ちもできます。
子どもたちで新しい遊びを考えれば、みんなでルールを作ったり覚えたり、頭を使うことも多かったと思います。
遊んでいるだけのように見えても、子どもには刺激はたくさんなんですよね。
遊びの中で、自然と学んでいく
何度も言いますが、勉強について私はほとんど何も教えていません。
幼児教室や、体操教室にも通っていません。
子ども自身が自分でいろいろ考えて学んでいったのだと思います。
年中のころ、「ひらがなの練習ノートを買ってほしい」というので100円ショップで買って渡したりはしました。
鉄棒や体操などは、友達の真似をして覚えたのだと思います。
ただ、元気いっぱいに遊んでいただけです。
幼児のうちは、泣いたり笑ったり怒ったりの感情表現を我慢しないで目いっぱいできる環境があることが一番大切だし、それを大人が受けとめてあげることが一番重要ですよね。
その環境があれば、あとは自分で学んでいくと確信しています。
英語耳を育てることだけは別問題
しかし、そんな伸び伸び子育て派の私にも、1つだけ悠長に伸び伸びと構えていられないものがありました。
それが、英語耳を育てることです。
耳は「6歳までに育つ」と私は信じています。
赤ちゃんの「耳」には驚くべき能力があって、生まれてから3歳ごろまでを、「耳の黄金期」といい、聞いた音や言語や音楽などを、スポンジのようにすべて吸収していきます。
そして6歳ごろまでに、聞こえる音を耳に固定化してしまいます。
つまり、6歳までに聞かなかっ言語や音、音楽などは、生きていく環境には必要ないと判断し、もう一生聞き取れなくなるということなのです。
自分が絶対音感を身に付けて感じること
実は私には、「絶対音感」があります。
そうです。世の中の音が全部ドレミで聞こえてくるというあれです。
わずかな音のずれでも察知できる良い耳を持っています。
私の親は、私が3歳のころから、ヤマハ音楽教室に通わせてくれました。
小さいときに良質な音楽を聞き続けたことで、私の音楽耳は鍛えられ、絶対音感が育ったのだと思います。
きっと大人になってから絶対音感を鍛えようとしても、もうすでに時は遅し、でしょう。
それと同じことが、英語を聞き取る耳の能力にも言えるのです。
大人になってから英会話の練習をしても、もう耳の能力は固定化しているので、英語の正確な発音を聞き取ることは、もはや不可能かもしれません。
英会話習得には、相当な訓練が必要になることでしょう。
私も、実は大人になってから、何度も英会話に挑戦しては挫折したクチです。
なかなか、そう簡単には話せるようになりません。
実は、絶対音感を持っていて非常に耳が良いので、英会話もらくらく習得できるだろうと思っていたフシはありました。
でもそれは、まったくの見当はずれでした。
私には英語耳はないし、いくら音楽耳が良くても英語耳とはまた別ものらしい!!
大人になってからでは英語耳はぜーんぜん育ちません!!
まとめ
基本的には子供は伸び伸びと育てたい。
でも、そうも言ってられない分野もある。
次回は、子供の英語教育のために実際にどのような行動をしたのかを書いてみたいと思います。
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