女性の円満退社は無理。できない!退職理由は必ず辞められるものを準備
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女性の転職・キャリア
円満退職はできない!と割り切ってみる
「なるべく波風立てず、円満に退職したい!」
今の仕事を辞めたいと思っている人、転職を考えている人の多くはそう思っているのではないでしょうか?
正直言います!それはほぼ無理です。
初めから無理だと割り切ったほうが良いです。(笑)
何をもって円満退職とするか?はありますが、とくに女どうしの人間関係は複雑、やっぱり面倒くさいものです・・・
それくらい割り切っていったほうが、気持ち的にもかえって楽なんです。
脅すつもりではないですが、退職・転職ってやっぱりエネルギーがいることです。
その疲労しちゃう原因って人間関係によるものが大きいと思います。
私自身も2度転職の経験がありますが、退職を申し出てから最終出社日までの期間は、かなり憂鬱な日々でした。
それでも転職に踏み切ったことに後悔はなく、正しい選択だったと言えます。
仕事をいつ辞めるべきか?というタイミングを悩んで、なかなか先に進めない人。
”辞めどき”を周囲の環境変化に合わせて待っていても、無駄だと思うんです。
いつだったら円満に辞められるか?なんて考えるだけ無駄ですよ~
やっぱりタイミングは自分次第です。
お人良しだったりうまく頼みを断れない心優しいタイプの人は、自分以外の誰かや何かに転職のタイミングを合わせようとしますよね。
そんな人はとくに転職時に大変な思いをするかもしれません。
・転職には覚悟と毅然とした態度が大切
・人間関係の悪化や周りにどう思われるかは意識しすぎない
・自分のタイミングを軸にして時期を決める
これは、私自身が転職を通して絶対に必要だと感じたことです。
他の人にかまっている余裕なんてないことに気づくはずです。(笑)
とくに女どうしのネチネチした人間関係トラブルは付きものなので、そこは覚悟して乗り切るしかない!と思った方が楽です。
私自身の経験した転職の失敗と、感じたことをお伝えできればと思います。
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人間関係トラブルは付きもの?
どこに行っても、人間関係の煩わしさは最後までとことん付いてきますね。
とくに、結婚をきっかけに寿退社する場合。
同じ女性からの嫉妬は避けて通れないですよね(笑)
実は私もこの道を通った一人です。
ちなみに結婚を機に生活環境が大きく変わることを理由に伝え、退職の半年前には申し出ていました。
時期や手順もとくに問題なく、むしろかなり誠意ある対応をしたつもりではいたのですが・・・
初めの職場では、退職する人への嫌がらせが風習化していました。
嫌がらせをされることは予想していたのですが、とにかく辛抱の毎日。
ずっと普通に接していたのに、退職の噂が広まったとたん明らかな嫌がらせをされたり、嫌味を言われたり・・・
・引継ぎ相手が引継ぎをさせてくれない
・過剰に仲間外れにされる
・休暇中や退職後も電話でいろいろと業務について聞かれる
いじめに近いようなパワハラを受けることもありました・・・
退職による人間関係の悪化は、避けて通れないと思った方が良いと思います。
男性社会でももちろんギクシャクはあると思いますが、もっとドライですよね?!
なぜそんなしょうもないことばかりするのかな??と冷静に考えてみました。
答えは、彼女たちも「本当は辞めたいのに辞められないから」だと思ったんです。
つまり、自分に行動する勇気がないからこそ、それができる人を妬んでいるだけだよな~と。(笑)
そんなに苦痛なら自分たちも環境を変えれば良いのに!なんだかかわいそう。
と思うようになりました。
誰のための転職?何のための転職?
でも、やっぱり女性にとって転職のタイミングって悩ましいところですよね。
私は新卒入社してからすぐに、「この会社では仕事と家庭の両立は絶対無理!」と気づきました。
そこで、まず3年は踏ん張ろう!と決めました。
いざ3年目になって、転職を考え始めるも・・・
「○○さん退職するからしばらく様子を見よう」とか「今はチームの人が足りていないからしばらく退職できないかな」とか、そんなことばかり気になっていました。
自分に転職する自信がないというのももちろんありました。
でもそれよりも、自分が抜けることによる周りへの影響が気になって、動き出せないでいました。
自意識過剰だったんですね(笑)
本当にそれほど大きな影響があったかどうかは正直分からないんですけど・・・
人間関係はわりと上手くやっていたほうなので、”先輩や上司にどう思われるか”をやたら気にしていたんです。
その職場では、私と同じような世代、20代前半~30代後半までの女性が中心に活躍していました。
そんな仲間に対して「なるべく迷惑がかからない時期」が来るのを待っていました。
でも「辞めたいな~」「辛いな~」と思いながら半年、一年と過ぎていくと気づいたんです!
周囲の環境の変化を待っていても、きっとチャンスは訪れない!!と。(笑)
めまぐるしく変わっていく職場環境で、”絶好のタイミング”なんてくるはずもなかったんです。
結婚・出産だけではなく、夢を追いかけて転職する人やワーキングホリデーに行ってくる!という人まで様々。
いくら待っても、そんな都合の良いタイミングなんて来ないんだ・・・とやっと気づきました。
タイミングは自分次第
まわりの人や職場の事情ばかりを考えて、肝心な自分が二の次になってしまう・・・
なんか敏感になりすぎてしまうんですよね。
良い意味で、まわりの視線や態度に鈍感になることって大事だなと感じます。
自分が思っているほど、まわりは自分のことを気にしてないというのも事実かも。(笑)
もし、自分以外の要因が退職・転職を邪魔しているなら、それはやっぱりもったいない!!
・お世話になった上司・先輩に迷惑をかけるから・・・
・親を悲しませるから・・・
・彼氏が今の仕事を続けてほしいって言うから・・・
いろんな理由があると思いますが、それって本当に自分のためになるのかな?と。
当然ですが、これでは自分はどうしたいの?という本質が消えてしまっていますよね。
つまり、タイミングなんて自分次第ってことですよね。
もっと自分中心になっても良いと思うんです。
実は私もこれに気づくのに3年以上かかったんですけどね~(笑)
結局は、自分自身のタイミングでしかないんだなー!と覚醒。
円満退職なんて期待するのはもうやめよう!戦うしかない!と。
そう思うことで図太くなれたというか、行動するエネルギーに変えることができました。
もうどう思われても良い!やるしかない!という感じ。
この覚悟は案外大事で、この殻を破ると一歩前進できちゃいます。
とにかく大事なのは潔さ
もちろん円満に退職できたというケースもまれにあるでしょうが、そうなったらラッキー♪くらいに思っておく方が良いですよね。
とにかく女どうしのネチネチした関係にはまらないためには、潔くいくしかありません。(笑)
「自分の仕事なんだから結局は自分しだい」なんて言われてみれば、たしかに当たり前のことかもしれません。
でも、周りに気を遣って行動に踏みきれない人も少なくないと思います。
日本人ならではの性格かもしれませんよね~
お世話になった先輩や上司に迷惑をかけたくない、恩を仇で返したくないみたいな気持ちも少なからずあると思うんです。
でも、それに縛られている人はやっぱり失敗しています、退職も転職も。
それでせっかくのチャンスを失ってしまうのはすごくもったいない!!
極端ですが、アメリカの会社では、退職を願い出てから風のごとく去っていきます。(笑)
実際に当時取引していたのですが、辞めると決まればほぼ1週間以内には去っていくのが普通です。
「突然ですが明日で退職します」というパターンもよくあったくらいで。
もちろん残された方の身にもなってほしいですが・・・
それくらいの潔さが必要なのかなと考えさせられますよね。
「今自分がやめてしまったら、残された人が大変な思いをする」というのは確かに現実にあると思います。
でも「べつに代わりなんていくらでもいるから!」とハッキリ言ってくれた先輩がいて、そうだよな~と。(笑)
そのとき、変に気負っていた自分に気づきました(;・∀・)
強い決心を見せること
上司や先輩に退職の相談をしたら、引き止められたなんていう話もよく聞きます。
退職時のトラブルで一番多いのが、企業側の強引な引き止めだそうです。
当然、「会社側が辞めさせてくれないから辞められない」ということは絶対にありません。
でも、それによって退職を諦めたという話もよく聞きます・・・
時期を延ばすよう言われて、ずるずると先延ばしになったんなんていう話も。
元々退職・転職の意思が固まっていなかったのでしょうか?
なんだか悲しいな~と思ったりします。
「今退職されたら困る、考え直してよ!」と言われて、「そうだよな~」と考え直してしまったら、自分にとってのベストタイミングを逃すことになると思うんです。
私が転職を通じて強く感じたこと。
転職には、ひるまない決心が大切だということです。
もし自分の中にちょっと不安があっても、演技をしてそれを隠すべきです。
「こんなこと言っておいて、ほんとは転職する自信がないんだな~こいつ」と見透かされてはいけませんよ!!
まわりの人があの手この手を使って、転職を阻止してくるかもしれません。
純粋にあなたが本当に必要な人材だから手放したくないかもしれないし、ただの嫌がらせかもしれませんよね。
退職理由は絶対に辞められる理由を作っておく
私の場合は、退職理由と時期を「絶対そうではなければいけない理由」とともに説明しました。
会社のプロジェクトでチームの人員削減が進んでいたので、その前に辞めなければ!という時期的なリミットはありました。
新組織になってから動いていたのでは、かなり状況が違っていたと思います。
ちょうどそのタイミングで結婚が決まっていたので、上手くかこつけて退職に踏み切りました。
退職の理由はいろいろあると思いますが、退職・転職=悪いことではないですよね。
迷いを見せたり、あまり下手に出すぎてしまうと、そこに付け込まれやすいので要注意です。
たとえ不安があっても、自分が進む道に自信を持てば、上司や先輩も引き止めを諦めてくれるはずです。
気合いで相手を圧倒することも技の一つですね。(笑)
まとめ
後ろめたさを感じてばかりいると、転職ってできないと思うんです。
たぶん新しいことを始める怖さより、今あるもの(職場や人間関係)を失う怖さの方が強いと思いませんか?
確かにあなたが抜けることで、会社にとっては少なからずマイナスの要素があるかもしれません。
周囲の人たちへの感謝や恩はもちろん大切ですが、転職することでそれが崩れてしまわけではないですよね。
あまり敏感に考えすぎないことが大事です。
気にし始めたら自分が前に進めなくなっちゃうので。(笑)
私が経験したように、退職するときに人間関係がギクシャクしてしまったり、嫌な思いをすることもあると思います。
それは多くの場合、避けては通れないのではないでしょうか。
でも本来はそんな必要はないし、転職を阻止される覚えはないですよね。(笑)
「この人たちは辞めたくても辞める勇気がないんだな~私は違うんだけどね」と心の中で思ってやりましょう。(←性格悪いですけどね)
だからと言って突然退職して良いわけでもなく、もちろん誠意のある対応は必要です。
周りに気を遣って余計な心配ばかりしていると消耗してしまうので、ドンと構えているくらいの余裕が大切です!
生半可な気持ちではなかなか転職はできません。
でも、自分が転職を考えたのなら、その必要を感じたのならば、そのときが自分にとって良いタイミングなのは間違いないですよね。
結局は自分の仕事、自分の人生。
あまり怖がらずに、”自分中心”になって転職をしていけると良いですよね!
20代のうちに二度の転職を経験したことから、具体的に転職にあたって考えるべき点・準備するべき点をまとめました。
とくに女性として結婚・出産の予定をふまえて、どう働くべきか?というところについて、悩みは多いと思います。
まずは様々な選択肢があることを知ることで、自分に合った働き方を見つけることができるはずです。
今後転職を考えている女性の参考になれば幸いです。
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