子どもの集中力がない、落ち着きがないは食生活の見直しを!

子どもにとって大切な食育

勉強に集中できなかったり落ち着きのない子供たちに、なんでなんで?と攻めていませんか?
原因は”食事”かもしれません!

糖質を摂りすぎてしまったり、摂るリズムが悪いと脳の働きも悪くなってしまいます。

ある学習塾では糖質制限の食事指導と学習指導をセットにすることで、子どもたちの姿勢において、抜群の効果を得ているといいます。

最近よく耳にする「低糖質」「糖質制限」「ロカボ」という言葉。
多くの人が敏感になってきているように感じます。

我が家でもかなりナーバスになっています!!
それくらい糖質の調整は私たちの体にとって大切なことなんです。

ダイエットや美容に敏感な人たちは食生活を見直しているかもしれませんが、食べ盛りの子供たちに対しては、あまり意識をしていない家庭も多いのではないでしょうか?

でも、実は勉強や普段の生活に影響する大きな要素だったりします。

糖質を取りすぎる ⇒ 血糖値が急激に上がる ⇒ 気分のムラが出やすい、眠くなる

こんな理由で勉強や仕事にとっても悪い影響が・・・
仕事のパフォーマンスを上げるための糖質制限や低糖質食なんかも注目されていますね。

子どものうちだからこそ早く始めたい食育と、食べ方の見直しについてご紹介していきます。

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血糖値の変化による集中力ダウン

ちなみに、私の夫は2型糖尿病なので、我が家では食生活を徹底管理しています。
血糖値の動きにはかなり敏感なんです。

いつでも簡単にワンタッチで血糖値を図ることができるので、血糖値の動きと体調の関係が分かりやすいです。
空腹のときに糖質を多く含む食事をすると、血糖値が急上昇しますよね。

そもそも”血糖値”とは、血液中に含まれるブドウ糖の量のこと。
食事で摂取した炭水化物が分解されてブドウ糖になり、このブドウ糖が小腸から吸収されて血液によって体中に運ばれ、エネルギー源となります。

私たちの体の中で最もブドウ糖を必要とするのが「脳」なんですね!
食事と脳は一番密接に関係しているといってもいいかもしれませんね。

食事によって上昇した血糖値を下げるために、すい臓から大量のインスリンが分泌され、血糖値は急激に低下します。
すると、脳に糖分が行き届かなくなり、眠気を感じるのです。

ではなぜ、集中力が低下してしまうのか?

血糖値が下がっていくと、脳はブドウ糖が足りないと感じ、再び血糖値を上げるためにアドレナリンやノルアドレナリンの分泌を指示します。
そうすることでイライラしたり集中力の低下が引き起こされます。

これはもちろん子どもに限らず、大人でも同じことが起こりますよね。

大人であればある程度食べる順番などのちょっとした工夫ができますが、子どもたちはそこまで期待できないですよね。

肝心なのは昼食

そうすると、日中の集中力を保つためには”昼食の取りかた”の工夫が必要になります。

普段は弁当だったり給食だったりで、子供のお昼ご飯はあまり把握していない!という人も多いかもしれません。

給食なんかは管理栄養士さんがしっかりと献立を決めているので、しっかり好き嫌いせず食べていれば安心ですよね。

ゆっくり食べることと、食べる順番を普段からしっかり教えておけば、さらに効果が高まります。

たとえば土日のお昼や、夏休みなんかのお昼。
毎日子供たちのお昼ごはんを用意するのって本当に大変ですよね・・・
簡単にサッとできるものを用意しておいたり、好きなものを買ってきて!と任せてしまったり、いろいろだと思います。

でもやっぱり日中のコンディションを決めるのは「お昼ごはん」。
(「朝ごはん」については色々な意見がありますが、朝からそんなにしっかり食べられないし、時間もないし・・・で難しいところです。)

うまくお昼ご飯を摂ることで、持続する集中力が長くなるといわれています。

子どもへの食べ方の簡単指導

子どもたちに対してどこまで指導するかは難しいところですが、あまり細かくせず簡単にインプットさせてあげることが大切だと思います。

<ルール>
・ごはん・うどんなどを食べるときは、サラダや野菜などがとれる味噌汁も一緒に食べる
・食べる順番はサラダから、ごはんものは最後に
・ゆっくり時間をかけて食べる
・腹8分目にしておく

このあたりを教えるだけでも、血糖値の急激な上昇を抑えることはできます。

お昼はとくに「炭水化物のみ」だったり、「炭水化物+炭水化物」を摂っている人も多いですよね。

たとえば受験を控えたお子さんだったり、普段から学校で落ち着きがなく、生活態度に不安があるお子さん・・・
しっかり目の行き届く夕食のとき、一緒に食べるときに”食べ方”を教えてあげてみてください。

早期の「食育」ですね。

もちろん色々な要因があると思いますが、やっぱり毎日の食事は大きなポイントです。
早いうちから食事のコントロール方法を覚えるのは大切ですよね。

間食をうまく取り入れる

間食については家庭によっていろいろなルールがあるかもしれません。
学校に通う子供たちは自由に間食できないですよね。

もちろん食べすぎはダメですが、むやみに間食NGとしてしまうのはどうなんでしょうか?
うまく間食(おやつ)を取ることは血糖値のコントロールという面では役立ちます。

たとえば、
学校で12:30に昼食をとる⇒帰宅後すぐに塾へ⇒21:00に帰宅して夕食

この夕食までの間何も食べないと、空腹の状態でわ~っと食べてしまうので急な血糖値上昇になってしまいます。
そしてその後、いっきに下がって「低血糖」がおこってしまうんですね。

軽いおやつやくだものを少し食事の間に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになります。

“1日5食”などのスタイルをとっている人はこういう理由なんですね。
一日のうちで定期的に食事をとることで、血糖値の大きな起伏を減らすことができるので、健康状態がよくパフォーマンスも上がるということです。

極端な食生活の変化はよくないですが、少しずつ変えてみながら試すのもありだと思います。

ローソンの低糖質パン・スイーツがおすすめ!

最近気になっているのが、ローソンの低糖質パンやスイーツ。
間食にはかなりおすすめです!!

このシリーズ最近は種類も増えていて、たくさん並んでいます。
最近は、ローソンだけでなく多くの食品メーカーが低糖質関連の新商品を出していますね。

これ、知らずに食べたときのショックはすごかったんです。(笑)
味がない・・・なんかおかしい・・・けど食べた満足感は得られる。みたいな。
本来甘いはずのバウムクーヘンやロールケーキが甘くないことには、だいぶ衝撃でしたが、満足感を得ることはできます。

菓子パンからサンドイッチ、ドーナツなど多くの人が普段食べるものがなんでも「低糖質」になっているんですね!

商品には大きく「糖質〇〇g、〇〇kcal」という表示が!

それを見てもピンとくるわけではありませんが、このシリーズをうまく使うのも良い方法です。

おやつを食べない、間食をしないというのが良いとは限らないですよね。
「選んで適量を食べる」ことは小さい頃から教えておきたいことですね。

チョコレートやクッキーなど、おやつにサクッと食べれるものの多いので、子どもたちに持たせるのも良いのではないでしょうか?

まとめ

健康や美容に敏感になっている世代では流行っている「低糖質」ですが、じつは子供たちにとっても大切なんですね。

食事についての知識はほとんどないはずなので、家庭で仕組みを教えて、簡単なルールだけ身に付けることは早めから取り組んでもいいと思います。

適切な方法で食事をとり、しっかりと血糖値をコントロールすることで勉強にたいする集中力(姿勢)も違うことは証明されています。
ぜひ、実践してみてくださいね。

我が家で実践している食事の工夫についても、こちらで紹介していますので参考までに↓

糖尿病の献立、調理、食べ方の工夫。我が家で実践している具体的な方法

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【のろちゃん】

20代後半の新米主婦です。
結婚を機に生活が大きく変わり、日々いろいろと格闘中です。
好奇心旺盛でなんでもやりたがりな性格です。
趣味はヨガ・インテリア・ハンドメイド。
あまり体が強くないので、健康についても日々勉強中です。
人との出会いやつながりを大切に、毎日の暮らしを丁寧に。

【アコ】

20代中頃までスポーツ選手として世界中を駆け回り、その後、スポーツ指導者として未来のアスリートの育成に携わっていました。
趣味は、スポーツ観戦・車の運転・美味しい物を食べること。
現在は、ふたりの子どもを育てる主婦として日々、子育て奮闘中です!

その他ゲストライターも多数執筆!

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