エンディングノートのおすすめは?いつから始める?20代の私が始めた理由

今からでも作りたい”エンディングノート”

「エンディングノート始めました!」と聞いて、何のことか分かりますか?
聞いたことはあっても、20代の方なら自分もやってみよう!と考えたことはないかもしれません。

20代の私が「エンディングノートを作っています」というと、「何かの病気・・・?」とか「人生に対してネガティブなの?」と思いますか?(笑)

今では20代~90代まで本当に幅広くユーザーがいて、改めてその価値が注目されているんです。

初めは「遺書」とか「遺言」というちょっと重いイメージでしたが、そういうわけではないのです!
いざというときに使える手帳という役割を果たしてくれます。

私がこれを書こうと考えたきっかけは、「妊娠・出産のときに、自分が長期不在になったら夫が生きていけるか心配」でした。(笑)

大げさな話ではなく、たぶん何も分からないし大事なことは共有できていないのです!!
そんなときに自分ノートを作っておけば、いつ病気で倒れてもいいはず。

そんなわけで、若い世代にも人気が高まっているエンディングノートについて。
私が買ったノートと無料でダウンロードできる手軽な方法もご紹介していきます。

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エンディングノートとは?

もしもの時にそなえた自分の遺書のようなノート(記録帳)です。
ご高齢の方が、遺言などを考えるときに、もっと気軽に書けるようにということで始まったものですが、今ではもっと広い世代で使われているんです!

「病気だから」とか「高齢だから」というわけではなく、誰でもおこりうる「もしものとき」に便利な記録帳です。

2011年に公開された「エンディングノート」というドキュメンタリー映画。
定年退職後にガンを告知された男性が、家族にむけて自分のことを残そうとエンディングノート作りに取り組みます。
家族のために余すことなく、自分の人生をノートに描いていきます。

この頃から「終活」「エンディングノート」という言葉が広がり始めたのでは?と思います。

「遺言書」は法的な根拠があり、死後に効力を発揮しますが、エンディングノートはその効力は持ちません。
それでも形式にとらわれず、気張らずに自由に書けることができるのが魅力です。

私がエンディングノートを始めたきっかけ

私が20代ながらこれを始めようと思ったきっかけは二つ。

一つは、「永い言い訳」という小説を読んでから。
もし急に自分が不慮の事故で死んでしまったら、旦那はどれくらい自分のことを知ってるかな?と思ったこと。

この小説は、夫婦の妙な関係を、妻の突然の事故死をきっかけに、主人公が考え始めるというストーリー。
ずっとお互いに無関心で、何も妻のことを知らなかったこと(知ろうともしなかったこと)に、初めて気づくのです。

死をきっかけに、残された虚無感を抱えながら色々と探っていこうとします。

自分たちも、近いうちに仮にどちらかが死んでしまったら、きっと残された方はいろいろな意味で絶望します・・・
お互いに知らないこと、共有していないことが多すぎる!

もう一つは、これから妊娠・出産を考えたとき、やっぱり夫や親に対して何か記録を残しておきたいと思ったからです。

妊娠・出産で思いがけず長期入院したりすることも、女性なら考えられますよね。
そのときの「引継ぎ」がうまくできるようにと思ったのです。

もちろんまだこれから更新していくことがいっぱいあるので、今はまだ一部しか書けていません。

それでも20代なのに書く意味あるの?と思うかもしれませんが、誰にとっても早すぎることはないというのが私の考えです!

年齢や結婚の有無にかかわらず、自分のまわりの誰かに自分を残せるものって意外にないですよね。

エンディングノート選び

本屋さんに行ってみると、「エンディングノート」「終活ノート」と書かれたものがズラリ!選ぶのが大変でした。(笑)

アルバムのようなずっしりしたものから、薄いノートのようなものまで、タイプも色々。
「女性向け」が目立ちましたが、他にも「親子でつくる」などもあり、ページ内容も固いものからカジュアルなものまで。

一概にこういう内容とは言えないな~と。
使いやすそうなものを10冊ほどざっと見てみて、多かったのはこんなページでした。

・自分の年表
・自分の人生論・モットー
・延命治療についての意思
・家族へのメッセージ

など。

パッと見て「これは書けない・・・」とか「なんか違う・・・」というものもあるので、自分がちゃんと書けそうな一冊を選びましょう!
ネットで買うよりも、本屋で実際に見ながらのほうがおすすめです。

毎年の手帳選びみたいな感覚で、けっこう自分にピタリ!と合うものを見つけるのが大変です。
「主婦の友社」から出版されているものは、女性向けでとても書きやすそうで、デザインも若向けでしたよ♪

コクヨのエンディングノートを買ってみた!

結局、他の本屋でお目当てこのノートを見つけ、購入!


これは「気軽に書ける」「残された家族にとって役立つだけでなく、生きている間に自分のためにも役立つノート」として作られています。
まさに私の目的にぴったり♪

20-30代含め、幅広い世代にかなり人気が高いようです。

私はマメなほうではないので、日記や手帳に色々記録をつけることが苦手です・・・
自分のことですら情報が管理できていなくて、まとまっていないので、このノートに集約しておけば便利!と思いました。

ズボラな人こそ、自分のために作っておくことをお勧めします!

持ち出したりすることはよっぽどないので、家に保管しておけばいいかな~と。
自分の個人情報のすべてが詰まったノート、失くしたら大変です。(汗)

とくに、このあたりの情報をまとめておくと便利!
分かりやすく項目が作られているので、書くのもあまり億劫ではありませんでした。

・保険証や免許証
・預貯金などの金融資産、不動産
・保険・年金
・パスポートなどの管理番号、クレジットカード
・親族や友人・知人一覧

これは夫婦ならそれぞれ書いておくのがベストですよね。
恥ずかしながら、私は夫の”大切な情報”や”親族関係”ほとんど知りません・・・こんなんで大丈夫?と思うほど。

夫婦間や、両親にプレゼントしてみんなで共有しておくところも多いようです。
両親の情報もかなり薄いので、いつか渡したいな~とは思っています。

なんとなく言い出しづらいので、今のところは自分どまりです・・・(笑)

本を買わなくても、無料ダウンロードもできる!

ノートを買ってひたすら書くなんて、アナログなことに抵抗を感じる人もいますよね。
最近字を書くことって本当にしないから、なんか面倒に感じますよね。(笑)

そんな方には、無料でダウンロードできるサイトもたくさんあります!

葬儀会社や法律相談事務所などが作っていたり、こちらもカジュアルなものから本格的なものまで様々です。

エンディングノート 無料ダウンロード集

ラプラージュ綜合法律事務所のテンプレートなんかは、かなり細かく作られているのでこれさえ用意しておけば便利ですね。

使い方は、それぞれのサイトからダウンロードしてwordで入力し、印刷しておくだけです。
PDF形式もあるので、印刷後に手書きしてももちろんOkです。

自分の取り組みやすいやり方で、印刷して手元に残しておくのが良さそうです。
PCに保存しておくのではなく、印刷して分かりやすく製本しておいたほうがいいですね。

いざというときに見つけて貰えなかった意味がないので・・・(笑)

ノートを書くのがおすすめな理由


もちろん、自分にあったスタイルで良いと思いますが、私は本のほうが形的には良いし、なんか”重み”が感じられると思います。
自分の文字で残すこともたいせつかな~と。

自分だけの一冊の本なので、ちょっと面倒でもペンを握って書くと、意識的にもだいぶ違いますよね。

それに、きちんとした作りのものであれば、写真のアルバムのように長い間ずっと持つので残してもらえます。
印刷したものだと、ファイリングしておいてもちょっと見つけにくい気がしますよね。

やはり、おすすめは一冊見つけてノート(本)を買うことです!

まとめ

エンディングノートは自分に合ったもの、残したいものを軸に選ぶことが大切です。

私の場合は、夫との情報共有が目的ですが、それ以外にも自分の人生に対する考え方などを思うままに書いています。
「自分ノート」みたいな感じで、なんだか自分に向き合える気がします。
普段そんなことしないので、自分と向き合うきっかけになって面白いかもしれません。

法的な効力があるわけはなく、こうじゃなきゃいけない!ということはないので、気楽ですよね!
自分の手帳として、大切なことだけずっと綴っていこうと思っています。

ご自身の記録として買ってみるのもよし、またご家族と共有できるように勧めるのも良いと思います。

なんだか気持ち的に安心できるのは確かです♪

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【のろちゃん】

20代後半の新米主婦です。
結婚を機に生活が大きく変わり、日々いろいろと格闘中です。
好奇心旺盛でなんでもやりたがりな性格です。
趣味はヨガ・インテリア・ハンドメイド。
あまり体が強くないので、健康についても日々勉強中です。
人との出会いやつながりを大切に、毎日の暮らしを丁寧に。

【アコ】

20代中頃までスポーツ選手として世界中を駆け回り、その後、スポーツ指導者として未来のアスリートの育成に携わっていました。
趣味は、スポーツ観戦・車の運転・美味しい物を食べること。
現在は、ふたりの子どもを育てる主婦として日々、子育て奮闘中です!

その他ゲストライターも多数執筆!

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